【村田諒太vsゴロフキン】日本史上最大の決戦 世界ミドル級王座統一戦/ライブ速報します
<ボクシングWBA、IBF世界ミドル級王座統一戦12回戦>◇9日◇さいたまスーパーアリーナ
ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が世界的スター、IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)と対戦する。
ニッカン・コムで速報します。

◆連載 日本史上最大の決戦
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- 【連載2】“盟友”清水聡「きっと奇策を考えている」村田らしい試合を
- 【連載3】「奇跡」の一戦はなぜ日本で行われるのか
- 【連載4】撮った戦った2人が証言“史上最強”ゴロフキン「強打鉄槌のよう」
- 【連載5】大橋秀行氏の見解 ゴロフキンの打ち終わりにカウンターで勝機
◆WBA、IBF世界ミドル級王座統一戦
村田諒太 – ゴロフキン
村田諒太-ゴロフキンライブ
IBF王者ゲンナジー・ゴロフキンは6日、都内のジムでロープ跳び、シャドーボクシングなどジムワークを行った。WBAスーパー王者・村田諒太との王座統一戦まで残り2日。絶対的な強さを誇るミドル級の世界的スーパースターは31日の来日後、快適な環境で調整を進めており、日本のファンに見応えのある好ファイトを披露することを約束した。
順調な仕上がりは笑顔にも表れた。新型コロナウイルス感染予防のため、練習は一部メディアのみに公開し、報道陣の質問には書面で回答する形式。約45分のジムワークに汗を流したゴロフキンは笑みを浮かべてジムを後にしたという。
日本ボクシング史上最大級のビッグマッチを控え試合展開を問われた元3団体統一王者は「2人とも試合が始まってからの対応は複数パターンを用意してきていると思います。一つだけ約束できるのは、見応えある試合になるということです」と予告した。
先月31日の来日からホテルの1フロアを貸し切り、動線も制約される“バブル”の中での生活が続いているが、「不便を感じることは全くありません。必要なものは全て整えてもらって、とても快適」と強調。日本の印象についても「スポーツが愛されていて選手を応援しています。何事にも尊敬を持って接しているのが分かります。伝統や文化を感じて、とても居心地がいい」と好意的だ。
20年12月以来のリング。1年4カ月は自己最長ブランクとなるが、「自分に原因があるわけではありません。対戦相手(村田)も同じ状況にあること、これは私にも彼にも同じ条件なのです」と問題視せず。絶対王者は泰然自若の心で決戦のゴングを待つ。
≪ゴロフキンという男≫☆アマ実績&プロタイトル 03年世界選手権優勝、04年アテネ五輪銀メダル。WBA世界ミドル級王座(暫定→正規→スーパー)、WBC同級王座(暫定→正規)、IBF同級王座(2期)。
☆世界記録 17連続KO防衛は元WBC世界スーパーバンタム級王者ウイルフレド・ゴメス(プエルトリコ)と並ぶ世界タイ記録。23連続KO勝利を含め、プロ戦績は41勝36KO1敗1分け。
☆PFP リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超えて強さをランキングしたもの)では、15年にトップ10入りし、17年は1位。
☆マネー 17年9月のカネロ第1戦のファイトマネーは300万ドル(約3億3000万円)で、PPVの歩合収益などを加え、2000万ドル(約22億円)を手にした。19年3月にはDAZNと3年6試合計1億ドル(約110億円)の大型契約を結んでいる。
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